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ある夜、

パパは
詩織ちゃんに
ママが退院するまでに
僕がよそのお家の子に
なると伝えた…
ママを僕から
離して生活することが
難しい事…
多分これから
生まれてくる子も
僕に対する
アレルギーが
あると言うこと…
詩織ちゃんは
妹も弟も
要らない…
だから僕を
うちに居させてほしいと
泣いた…
でも、僕には判ったんだ…
もうどうにも
ならない事…
詩織ちゃんの
ほっぺは
いつまでも
涙でしょっぱかった…
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