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ママは

隣町の保健所に
問い合わせをしてみたが
保護していないと
言われた…
まさかと
思いながらも
街の保健所に
電話してみた…
僕は
置き去りになった街から
詩織ちゃんの住む街まで…
迷いながらも
たどり着いたところで
保護されていた…
特徴が合致する犬が
居ります。
確かにHartという
ラインストーンのついた
青い首輪をしていたとの
返事に
心臓が飛び出そうな位
興奮して
お腹がギューっと硬くなり
痛いくらいだった…
ママは
受話器をもちながら
ソファーに腰掛けて
お腹をさすりながら
話をした…
今は衰弱が激しかったので
ボランティアの方に保護されて
いる事も知らされた…
とにかく
パパに連絡をとって
ハートらしき犬が保護されて
いることを知らせた。
ママ
「あ、パパ❓たぶん見つかったよ❗️
ハートって青い首輪してるから
間違いないわ」
落ち込んでいたパパの声が
一瞬で変わった
パパ
「どこに行けば
引き取れるんだ❓」
「今から行ってくるから
住所と連絡先教えてくれ…」
声が弾んでいた…
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